【本の紹介】:ちょっと変わった視点の日本史!!
なんとなく買った本
数年前から急に日本に興味が湧いてきて、日本史の本を読むようになりました。
その時代の政治や文化、歴史上の偉人の話...。
そんな時に違った角度から日本史を表した本に出会いました。
竹村公太郎の「地形から読み解く」日本史
数年前に読んだ本ですが、本の帯に「土地の凸凹で歴史が解る!」と記載してありますが、竹村先生が書かれたこの本にはビックリしました。
政治や文化からの歴史ではなく、「地形から歴史を紐解く」内容となっています。
本の内容
こんな内容です。
竹村史観1.日本の成立と理想郷だった奈良
・列島の地形と潮の流れが生んだ日本人
・神武東征の謎その1 等
竹村史観2.江戸幕府を地形から読み解く
・真田丸は大坂城から独立した構造だった
・家康入府以前の江戸は武蔵野の寒村だった 等
竹村史観3.明治維新をエネルギーとインフラから見る
・日本全国に鉄道網が張り巡らされる
・江戸期、森林資源は枯渇寸前だった 等
竹村史観4.日本文明を貫くもの
・日本文明は「ひきこもり」によって生まれた?
・石油に始まり、石油に終わった太平洋戦争 等
最後に
竹村先生は、建設省に入省され、多くの河川計画にかかわられており、地形の専門家でいらっしゃいます。
竹村先生の本は、何冊か読みましたが、地形から見て歴史を分析し、地形と歴史の関係性を明らかにされています。
多くの方が歴史の本を書いておられますが、他の歴史の本とは視点が違うのでとても面白いです。
歴史に興味がありましたら、手に取ってみられたらと思います。
今日の音楽
素敵な音楽の紹介です。
ギルバート・オサリバンの「アローンアゲイン」。
1980年代に「めぞん一刻」って言うアニメが放送されてました。その時に、第24話に1回だけ使用されたそうです。
Gilbert O'Sullivan : Alone Again (Naturally) - YouTube
何となく、秋、紅葉って感じです。
ありがとうございました(Hideo)。