【本の紹介】:「和の国」の歴史!!
「川を上り、海を渡れ」!!
伊勢雅臣先生の本には、「川を上り、海を渡れ」という言葉がよく出てきます。
「川を上り」は、歴史を遡ることを表し、「海を渡れ」は、同時代の他の国と比較することを表します。
本の内容
こんな内容です。
序章:共同体の「根っこ」への攻撃
第1章:辺境異民族征服史観
・かくて蝦夷は「和の国」に迎え入れられた
・アイヌとの同化・融和・共生の歴史;辺境異民族征服史観が教えないこと
第2章:キリシタン迫害史観
・中学生が教わるキリシタン迫害史観
・冷戦―信長vs.キリシタン
・第二次冷戦―秀吉・家康vsキリシタン
・島原の乱―信教の自由を守る戦い
・キリシタン迫害史観が教えないこと
第3章:階級搾取史観
・農民は搾取されていたのか?
・えた身分差別解消への理想
・階級搾取史観が教えないこと
第4章:沖縄被差別少数民族史観
・漢那憲和を通じて育った日本国民としての自覚と誇り
・沖縄県民を1人でも多く救おうとした人々
・沖縄の祖国復帰はいかに果たされたのか
・沖縄被差別少数民族史観が教えないこと
最後に
伊勢先生は、創刊23年の「まぐまぐ!」殿堂入りメールマガジン『国際派日本人養成講座』編集長。「クール・ジャパン」の草分け的存在として、明日の日本を背負う国際派日本人5万人を育ててられます。
伊勢先生の本は何冊か持っています。
この本では、「和の国」の「根っこ」を攻撃する歴史の変更記述に対して、共同体の「根っこ」を取り上げ、「川を上れ、海を渡れ」という広い視点から、それが真実であるのか記載されています。
とてもわかりやすい本です。
歴史に興味がありましたら、手に取ってみられたらと思います。
今日の音楽
素敵な音楽の紹介です。
ノラ・ジョーンズの「ドント・ノー・ホワイ」です。
すごく素敵な歌ですね。
Norah Jones : Don't Know Why - YouTube
アメリカのシンガーソングライター、ジェシー・ハリスが作った曲だそうです。
ノラ・ジョーンズの2002年のデビュー・アルバムに収録されています。
こんな歌、如何でしょうか?
ありがとうございました(Hideo)。